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JASオフィスが歴史的建造物に移転

 今日は私にとって2か所目のJASの事務所について書こうかな。

 2017年頃にJASの事務所は基地内のbuilding #360という建物に引っ越しさせられます。

左の写真は海兵航空団のウェブサイトからの引用です。

 他の記事で書きましたが、基地の中の建造物などの写真を撮ることは禁止されていますのでこの写真で説明します。

JASの事務所はこの入り口に入って右側の最初の部屋でした。

その隣はガールスカウトが使用していました。

 とにかく古い建物で実際にbuilding #360は歴史的に重要な建物でした。建築は1940年で日本帝国海軍航空基地の一部として建設されました。


この写真の入り口の真上にあたる3FにCrow’s Nest(カラスの巣)という部屋があります。大きな部屋で3面の壁に大きな窓ガラスが何枚かあり、基地の様々な場所を見下ろせる部屋でした。Crow’s Nestとは「船のマストの頂上に位置する見張り台」を意味するらしい。

 この部屋で当初、アメリカとの戦争に反対していた山本五十六提督が最終的には真珠湾攻撃を計画した部屋と言われているが確たる証拠はないそうです。

 この部屋自体が好きだったのと、JASはこの部屋の隣のスペースを倉庫として使っていたので私はこの部屋に何度も入りました。


 

 写真がないというのは実際の写真の事で、上の写真を含め海兵航空団からの写真以外は全てAIが生成したものです。

 事務所からその倉庫スペースに行くには長く、狭くて急な階段を登らないといけなくて、人が一人通るのがやっとの狭さでした。

 狭いので階段の途中に何人か立って手渡しで収納したり取り出したりしていました。その後、倉庫は1Fの隣の部屋に移り、使いやすくなりました。


 建物は古いが豪華さもありました。薄暗い廊下にはフカフカなカーペットが敷かれており、歩くたびに足が沈むのを体感できました。前の事務所と違ってトイレもその廊下を歩いてすぐのところにあるのですが、驚いたのはそのトイレは年間通じて強烈にエアコンが効いていました。エアコンの効きの強さもですが、そもそもトイレに空調設備があることが驚きでした。

それは、このトイレだけでなく基地内の建物内のトイレはそうでした。


 2Fの一部屋に会議室があって、JASは月に1度ミーティングを開いていました。ここは幽霊がでるとも言われていました。

 2018年にこの建物は壊されることになりJASの事務所は引っ越しになるのですが、その後、更に何度か引っ越しになります。

 今になってこの事務所が一番思い出に残る事務所になりました。