今思えば、この屋内で運動会のイベントからイベントのカラーが変わり始めた
「Get together」というタイトルでのイベントはJASでは古くから行われていたようです。
辞書で見ると「親睦会」のような意味合いだそうです。
ボビーシバザキさんが会長になり、2017年からは今までにないイベントが試されました。
ボビーさんは新しいことをやりたいタイプで、その辺りは自分と凄く合う部分もあり、また、様々なイベントを通して、お互いに安心して物事を進められる関係でした。
さて、先ほどのGet togetherのイベントでも様々な試みが行われ、2017年からGet togetherとして4種類以上のイベントが行われました。何を基準にGet togetherという枠組みの中に入れたのかはよくわかりませんが、今日のタイトル「屋内で運動会」もその一つです。
今から考えると、JASのイベントが大きく変わり始めたのは2017年8月26日に行われた、この「屋内での運動会」からだと感じます。
まず、築50年近いと思われる古い会館の一室で(80名程度ノキャパ)運動会をする・・・ということが最初、私には理解できませんでした。・・・暑い時期に・・・運動会ですか・・・
ところが、これが結構!盛り上がりました。
下の動画でその雰囲気が伝わると思います。約4分と長い動画ですが、改めて見るとJASの60周年を盛大に行いたいという気持ちはこのイベントから始まったのではと思います。
このイベントが始まりで、その後4~5回程、この手の運動会系のイベントが毎年行われますが、その後は会場も広くなり、参加者も増えていきマスコミにも取り上げられるようになりました。
やはり・・・よくわからないところもあります。どういう過程で屋内で運動会という発想になったのでしょう。
そもそも、アメリカには運動会は無いと聞いています。
動画の説明をします。スタートは「スイカ割り」 これを屋内でやろうという発想も凄いですが、確か1個も割れませんでした。
それは棒の強度に問題があるのですが、割れる強さにすると怪我をする子供が出るのではという配慮からでした。
次のエッグスプーンレースは、その後の運動会でも行われるポピュラーなゲームになりました。これは高年齢の参加者の方が集中力が高く、上手に動けるようです。
次はベビーボトルレースで、これもアメリカではポピュラーなゲームらしいです。中身は水だったと思います。
そして、綱引きですが、ここで一気に盛り上がりました。結構、本気です。
雑巾がけレースは、明らかに日本人の方が腰がしっかりしています。日米の参加者は共にこの大会で雑巾レースが初めてだと思うので、日本の教室を生徒が掃除する習慣が影響しているのかもしれません。
最後はピニャータという中にキャンディが詰まった「くす玉割り」みたいなゲームですが、結構ポピュラーなゲームでアメリカの参加者は慣れていたようです。私は、この日に初めて見ました。
私にとって、この日は他のスタッフ以上に意味のある事でした。それまでは、イベントのMCさんは玩具のような小さなメガホンを使って声を張り上げていたのが、この回からJASで買ったPAシステムを使うようになりました。
依頼を受け、私はどのPAシステムがJASに合っているのか色々調べ、購入し、この日がそのデビューの日でしたので、ワクワクしっぱなしでした。このイベントではマイクは有線ですが、その後はワイヤレスがメインとなります。
当日、会場で私は音響と撮影を同時にしていたのですが・・・このイベントが終わって、今までとは充実度の違いに酔いしれました。
さて、今日は、この4分程度の動画を「室内で運動会」の基準としてアップしました。
後日はこの動画に比べて印象的だった部分を短い動画で説明していきます。
今日はここまで
2018年8月25日 この日にアメリカ人は日本のラジオ体操を体験した
調べると「屋内で運動会」は基本的には年に1回の開催でしたが、2回行われた年もあるようです。
今日は、それとは関係ないのですが、このイベントで最も印象的だったのが2018年の8月に行われた時のお話です。
まず、会場が大きくなりました。本格的な体育館です。イベントの参加人数より建物の方が大きいです。
いつものゲーム以外の今回の特徴として、「ラジオ体操」をアメリカ人に体験してもらおうというのが決定していました。
私は、それは大変面白いと思いました。多分、海外の人たちからみたら、変な習慣だと思うのが
- 日本の会社が就業前に「社歌」を流が放送される。
- 朝礼の前後でラジオ体操がある。(私も以前いた会社ではこのラジオ体操をしていました。)
などがあげられると思います。
それには色々と理由があると思いますが実際に、日本の小中学生でラジオ体操ができない生徒は少ないと思われるくらい日本社会にラジオ体操は浸透しています。それをアメリカ人に体験してもらうのだから発案としては最高だと思います。
このラジオ体操の発祥が日本だと思っている人が多いのでは・・・
実は、発祥地はアメリカです。これは数年前にNHKの語学講座の番組で聞いたのですが、随分昔の話だと思うのですがアメリカでは生命保険の会社が大変嫌われていた時代があるそうです。
それは人の生死で儲けるということが嫌われる理由だったようで、保険会社がそのイメージを払拭するのに考えた「ラジオ体操」で健康の増進が始まりだと言われています。もちろん、日本のラジオ体操とは違うと思いますが・・・
さて、当日のイベント開催直前に会長のボビーさんの奥様のミサコさんが、「小学生に見本をやらせてみよう」と言い出しました。カルチャーのところでも書きましたが、急に素晴らしいアイデアがでる方です。
下の動画はSNSに載せる目的で作成したので、アメリカ人達が当惑している様子を入れていませんが、最初は小学生の動きを真似るのも大変だっとようです。そして、彼らは体が硬い・・・まぁ 20秒程度の動画ですがお楽しみください。
2回目の「屋内で運動会」のお話、今日はここまで
新しい体育館に会場が変わり、新たなゲームが登場
今日の書き込みがこの「屋内で運動会」の最後の記述になる予定です。
会場が変わり、本格的なスポーツも追加されました。
- カーリング
- 名前はわからないけど、円を書いてその中にボールを近づける・・・カーリングの簡易バージョン
- 巨大な風船のようなボールでバレーボール
- アレンジ版 パン食い競争
- ガチで(私の嫌いな表現)ドッジボール
基本的に体育館が持っている物を使っているのですが、今までになく新鮮な感じでよかったです。
特に2018年は2回も運動会が行われましたので、この新鮮感は大事でした。
さて、いつも通り、音響をやりながら、時にはゲームに参加しながら撮影もするのですが
以前の動画とかぶるので今回は入れていないですが、綱引きにも参加しましたが、彼らは本気です。
アメリカ人さん達、すぐにスイッチが入ります。
最後のドッジボールの玉の速さを見てください。
ボールがソフトといえ、こんなのが当たったら絶対に痛いです。
3回にわたって「屋内で運動会」をアップいたしました。
こんどは是非、皆様が参加してください。このイベントについては事前の参加申し込みは無いと思います。
気軽に参加できると思いますが、年度により変わるかもしれません。
今日は・・・そしてこの内容の記事は・・・ここまで