カルチャーフェスティバルの思い出

2018年までは公式日本語サイトでは紹介されなかったイベントだった

 私がJASの公式サイトを担当し始めた頃、日本語版のHP上ではカルチャーフェスティバルのことを書いてはいけないという扱いでした。つまり、岩国基地在住のアメリカ人へ日本文化を紹介しようイベントで、会場は基地内の学校のカフェテリアで行われていましたので、現在のように誰でも会場へ足を運べるイベントではなかったので紹介できなかったのです。

 

 2017年から岩国市役所との共同開催の形でいくつかのイベントが行われるようになり、岩国市役所を会場とすることにより誰でも参加できるイベントとなりました。

 残念ながら、2020年と2021年は新型コロナの感染防止の観点から中止となりましたが、JASとしては古くからの伝統的イベントです。

 カルチャーフェスティバルの思い出として第1回目にご紹介するのは、3分間と少し長い動画ですが、2018年の当イベントのダイジェスト版です。

 出だしのホラ貝を吹くシーンは2018年に会長だったボビーさんの奥様であるミサコさんの開始直前の思いつきです。

結構、急な良い思い付きが出る方で後日ご紹介しますが、「屋内での運動会」というイベントのスタートでアメリカ人に日本のラジオ体操を体験してもらう場面で、体育館の正面で小学生に手本をさせたのも彼女のアイデアです。

 

 動画の説明をします。7mの巻き寿司作成は2015年に始めた人気のあるアトラクションですが、本当に巻き寿司が完璧だったのは2016年だけで、それ以降、どこかで巻き寿司が壊れます。

動画の中で「なんとかごまかしたねぇ」と聞こえるのがその部分です。

 

 次のけん玉のアトラクションで、彼は出演する前も黙々と練習をしていましたが、このような形でけん玉をするのは日本では見かけないスタイルに感じます。

 

 次の日本舞踊のように見えるのは、当日は「花魁(おいらん)」として紹介されましたが、結構、評判が良くなく、動画で紹介するときには「Japanese Dance」に変えて欲しいという話になり、そうしました。

 

 餅つき、生け花、書道、折り紙は毎年の出し物で、EisaもJASのイベントでは多いです。鉄砲隊の方にもよく来ていただいています。2018年から茶道については岩国市役所の方で全てを準備して頂いています。

 

 最後の神楽ですが、これも毎年、人気のアトラクションですが、私が撮影した中ではこの年の神楽の撮影が特に素晴らしいと思います。舞台の袖からの撮影ですが、演者と観客の反応、そして会場内の様子が良いバランスで偶然、撮影できました。

私にとっても2018年のカルチャーフェスティバルは大変思い出深いものでした。

 

 今日はこのイベントの全体像を見てもらいたくて長めの動画を紹介させていただきましたが、後日からの続きには、この動画に対して別の特徴を持ったカルチャーフェスティバルの短い動画を紹介させていただくつもりです。今日はここまで。

2018年カルチャーフェスティバル

2016年の6mの巻き寿司作成 約1分

 今日は2016年の6mの巻き寿司作成のシーンをアップしようと思います。

MCは誰なのだろう?と今更ですが気になります。

カメラは当時、アクションカメラと呼ばれていた種類の広角動画撮影用の物を使ったようです。

2016年の神楽では強がっていた子供のリアクションが良かった 約20秒

2014年が自分にとって初参加のカルチャーフェスティバルだった 約20秒

 振返ってみると、2014年から動画撮影を始めたようですね。

オリジナルのデータでなく、一度加工したものを再利用していますので、画質は落ちますが

それでも、我ながら見ていて楽しいですね。

 

 

今日はここまで。

アメリカの中高の廊下の掲示物

 多分、カルチャーフェスティバルの思い出の最後の内容になる予定です。

今回は中学校と高校のカフェテリアへ向かう廊下にあった掲示物のお話です。

 

 今まで誰にも見せていない、看板マニアとして、どうしても撮らずにはいられなかった写真がいくつかありますが、その中で個人の名前や学校名が記載されていないものを選びました。

 

 最近、私は地元のある中学校へ諸事情があり行くことになりました。その時の学校内の掲示物はなんだか漠然とした「標語系」が多く、そして自分が中学生の頃を振り返ってもやはりそうだったような気がします。例えば、廊下を走らないとか、授業を静かに聞くとか、忘れ物をしないとか・・・それに対しアメリカの中高の掲示物は主張が具体的だなぁ・・・と感心させられました。

 

2014年と2015年の頃に写しただけの写真なので当時のデジカメは解像度も悪いですが、私が感じた雰囲気を感じていただけたらと思います。

カフェテリアのメニューもおまけで付けておきます。この時の説明だと、生徒は家から昼食を持ってくる人もいれば、ここで買うこともできるそうです。私はCarrots 4for50セントが気になります。どんな状態で売られるのだろう。