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2017年のハロウィンカーニバル

 JAS岩国は毎年、愛宕や川下供用会館の100名程度向けの会場を借りてハロウィンパーティを開催していました。

会場内では子供向けに椅子取りゲームやビンゴ、怖い系の飾り物と一緒に写真撮影などが主な内容でした。

デコレーショングッズはJASのアメリカ人スタッフから毎年借りていて、20~30名程度のスタッフが半日かけて飾り付けをしていました。この内容についてはいつか書きますが、2017年は特別な年でした。

 

 この年からJASの主要ないくつかのイベントが岩国市役所との共同開催となりました。実際のノウハウはJASが提供するのですが、市役所は主に会場と多少の経費を持ってくれることになっていますが、互いの狙いは別のところにあります。これもいつか書きましょう。

 

 さて、話は2017年に戻りますが、当初の会場は岩国市役所で200名の参加者という予定でしたが、予想外の偶然ですが国の事情で全国的にその日が選挙日になってしまい、岩国市役所は選挙に使われることになり、その代わりに数百人も入れる巨大なホールを使用することになりました。

 そしてさらに予想外の方向へ進むのですが、いままでのパーティ形式でなく、カーニバル形式にして盛大に行うことになりました。

 そうなると、会場を埋めるだけの飾り物があるだろうか?これについては当時の会長のボビーさんは岩国基地の中でもかなりのハロウィングッズを持っており、毎年、地域で1番の飾り付けをしていて、例年のアメリカ人スタッフ、トニーさんからの借りた飾り物にボビーさんのを合わせ、前日に数十人の日米のスタッフさんとその家族の方々で丸一日かけて飾り付けをすることになりました。

 

 さて?ハロウィンカーニバルって何するの?私はウェブサイトで宣伝をしないといけないし、興味を沸かせるような宣伝動画も作成しないといけない状態でした。

 会議で決まったことは

  • キャンディを子供たちに配る
  • 子供たちはキャンディーを入れるバッグを自分でデコレーションする
  • コスチュームコンテストが行われる
  • 同時進行でゲームにコーンホール・輪投げなどが行われる
  • ジャックオーランタン作成のデモを行う

などが決まりましたが、全てがJASとしては初めての試みで、さて・・・宣伝動画はどうしよう?ということで、私はアメリカのアマゾンからハロウィングッズの怖い系の写真を集めました。

 そして、それらの写真に専門のアプリを使って関節を埋め込み、それを動かしてアニメーション化したのがこの下の動画です。

BGMのギターの音は30年ぶりにエレキギターの音を録音したのでリズムキープすらできていませんが、それなりに頑張りました。

 

 ところが、自信をもって見せたのですが、即、却下されました。

怖いイメージではなく子供たちが楽しいイメージでということで、今までのハロウィンパーティからの写真や動画を混ぜて作ったのが次の動画です。BGMは常に暗い何かを引きずるような感じにしました。

 そして、当日の動画のダイジェストが今日の最後の動画です。

もう2度と、この規模の会場は無理でしょう。実際に、この後の2年間は200人が上限のホールですが、ホールの作りがハロウィン向けとなっており、内容の詰まった会場とイベントとなっています。こちらはまた後日